【オンライン心理カウンセリングで使うアプリは無料で簡単！？】ビデオ通話のやり方と料金！

2023.01.16.投稿
2023.02.21.改定

「オンラインカウンセリング、やってみようかな！」そう考えた人が次に気になるのは、ビデオ通話アプリの設定や料金だと思います。

ビデオ通話って操作は難しそうだし、利用料が高そう！

その心配は無用です！オンラインカウンセリングはビデオ通話で行いますが、最近のビデオ通話アプリはとても簡単に使えます。パソコンが苦手な方でも問題ありません。しかも、パソコンじゃなくても、タブレットやスマートフォンなど使い慣れた端末でも使えますし、料金は無料です！この記事では、オンラインカウンセリングで使うビデオ通話アプリについて解説します。記事を通じて、あなたのオンラインカウンセリングに対する不安を取り除くお手伝いをします！

この記事は、オンラインカウンセリングを専門とする機関が運営しています。詳細はこちらをご覧ください。

オンラインカウンセリングとは

臨床心理士・公認心理師がオンラインで行う心理カウンセリング

当記事のオンラインカウンセリングは、臨床心理士・公認心理師がオンラインで行うカウンセリングを指します。つまり、心理の専門家による、こころの支援を目的としたカウンセリングです。

>>オンラインカウンセリングの全体像を知りたいという方はこちらの記事をご覧ください。
>>心理カウンセリングについて詳しく知りたいという方はこちらの記事をご覧ください。

オンラインカウンセリングではビデオ通話を使ったカウンセリング

オンラインカウンセリングでは、ビデオ通話を使ってカウンセリングを行います。

ビデオ通話つ使うことで、カウンセラーとお互いに顔を見ながらカウンセリングができるのです。

ビデオ通話と聞くと「操作が難しそう」「お金がかかりそう」と不安に思う方もいます。しかし、ビデオ通話は驚くほど簡単に利用できます。しかも、無料で使えるものがほとんどです。

ビデオ通話はすでに持っている端末でできます

必要なのはパソコン・タブレット・スマートフォンのうちいずれかひとつ

オンラインカウンセリングで使用する端末は、次のいずれかです。

これらの端末のうち、ひとつも所有していないという人はいないでしょう。確かに、スマートフォンは画面が小さいなど難点もありますが、環境にこだわらなければ新しく何かを買い足したりはせず、すぐにオンラインカウンセリングを利用できます。

それでは、オンラインカウンセリングに使うそれぞれの端末について、簡単にまとめていきます。

パソコンで行うビデオ通話

オンラインカウンセリングのビデオ通話で一番スタンダードな端末がパソコンです。オンラインカウンセリングで使うパソコンには、カメラが必要です。

ノートパソコンでしたらだいたい画面上部にインカメラと呼ばれるカメラがついています。

デスクトップを利用している方やインカメラのないノートパソコンを使用している人は、別にカメラを購入する必要があります。といっても、ウェブカメラは安いものでしたら2,000円弱で購入できますので、多額の費用がかかることはありません。

タブレットで行うビデオ通話

タブレットを利用してビデオ通話をすることもできます。

タブレットは大きいスマートフォンのようなものですから、操作は簡単です。画面も大きいので、カウンセラーとの距離も近く感じられます。基本的にインカメラが付いているので、ウェブカメラを購入する必要はありません。

タブレットは、安ければ数万円で準備できます。

スマートフォンで行うビデオ通話

スマートフォンを利用してビデオ通話をすることもできます。

「スマホのビデオ通話でオンラインカウンセリング！？」と不思議に思うかもしれませんが、できるんです。

イメージは下の画像です。

パソコンやタブレットと違い、単体でインターネットに繋げられる使いやすさもありますが、画面が小さいため、臨場感に欠けるというデメリットがあります。

オンラインカウンセリングにはパソコンかタブレットがおすすめ

オンラインカウンセリングで利用する端末を選択するなら、パソコンかタブレットがおすすめです。

スマートフォンだと、画面が小さくて話に集中できないと感じる人も多いです。また、スタンドなどを使わなくては画角が下からになることで映像が歪み、表情など非言語の情報が正確に伝わらないこともあります。

お金がかかることですから、はじめからパソコンやタブレットを準備するのは大変でしょう。まずはスマートフォンではじめて、慣れてきてから、より良い環境を作るために他の端末を準備するのも良いです。

>>オンラインカウンセリングの相談はこちらからお受けできます。

電話でカウンセリングもできます

オンラインカウンセリングで一番おすすめするのはビデオ通話ですが、さまざまな理由で、ビデオ通話ができない人もいるでしょう。

オフィスによりますが、どうしてもビデオ通話ができない方に対して、音声通話でのカウンセリングを実施している機関もあります。予約の際に、ビデオ通話ができないことを相談してみましょう。

ビデオ通話はいろいろなアプリで利用できます

オンラインカウンセリングで使うのは、有名なアプリやすでに持っているアプリ

オンラインカウンセリングで使うビデオ通話アプリのなかで、特に有名なのは次の5つです。

これらのアプリは名前を聞いたことがある、もしくは、すでに使ったことがあるという人がほとんですよね。

どのアプリも知名度のある会社が提供している信頼できるサービスです。

アプリ名	アプリについて
zoom	zoomは、コロナ禍のリモートワークで急成長した会社です。安定感と機能の充実が抜群です。
LINE	日本人のほとんどが使用しているアプリです。いつもの画面からビデオ通話ができます。
FaceTime	iphonで有名なAppleが提供しているサービスです。iphonやMacに標準搭載されています。
Skype	Officeで有名なMicrosoftが提供しているサービスです。ビデオ通話の歴史も長く、信頼できます。
GoogleMeat	Googleが提供しているサービスです。セキュリティーは一番充実しています。

どのアプリは使いやすさが追求されており、基本無料で利用できます。それぞれのアプリについて、詳細を見ていきましょう！

zoom

zoomはオンラインカウンセリングのツールとして多くのオフィスが採用しているアプリです。リモートワークで有名になったので、名前を知っている方も多いですよね。

パソコンでもスマートフォンでも、事前アプリをインストールしてアカウントを登録しておけば、メールで届いたURLをクリックするだけで簡単にビデオ通話を利用できます。

また、パソコン限定ですが、zoomは次の画像のように、アプリのインストールやアカウント登録しなくても利用できるので、細かな設定は慣れてからでも大丈夫です。

LINE

LINEは、チャット機能が有名ですが、実はビデオ通話も使えます。

利用は簡単で、下の画像のように2ステップです。

LINEはスマートフォンだけじゃなく、パソコンからも利用できます。もちろん、LINEをパソコンで起動したからといって、スマートフォンのトーク履歴が消えるようなこともありません。

LINEでオンラインカウンセリングを利用したいけど、画面が小さいのが嫌だという方は、一度検討してみてください。

LINEでオンラインカウンセリングをするときは、「予約の時間になったら、クライエントからビデオ通話をかけてきてくださいね」もしくは「予約の時間になったら、カウンセラーからビデオ通話でかけるので、出てくださいね」といった事前のお約束をすることになります。

Face Time

FaceTimeは、Apple製品（iphon・iPad・MacBook）純正のアプリです。Apple製品同士で連絡先を登録していれば、自動的にFaceTimeアイコンが作成されています。下の画像のように、連絡先のビデオのアイコンをクリックするだけで、簡単にビデオ通話ができます。

Apple製品を利用している人にとっては、一番手軽なビデオ通話の手段です。

Face Timeでオンラインカウンセリングをするときは、「予約の時間になったら、クライエントからビデオ通話をかけてきてくださいね」もしくは「予約の時間になったら、カウンセラーからビデオ通話でかけるので、出てくださいね」といった事前のお約束をすることになります。

Skype

Skypeは、Word・Excel・PowerPointで有名なマイクロソフト社が提供しているビデオ通話のアプリです。

マイクロソフトは、1900年代からITを牽引している歴史ある企業です。Skypeの歴史も長く約20年ほど前から多くの人に親しまれています。

操作も簡単で、アプリのインストールさえしてしまえば、下の画像のように簡単にビデオ通話に接続できます。

Skypeでオンラインカウンセリングをするときは、「予約の時間になったら、クライエントからビデオ通話をかけてきてくださいね」もしくは「予約の時間になったら、カウンセラーからビデオ通話でかけるので、出てくださいね」といった事前のお約束をすることになります。

Google meet

Google meetは、Googleが提供しているビデオ通話サービスです。Googleが世界的に信頼されている企業であることはいうまでもありませんが、Google meetは、特にセキュリティが充実していることで有名です。

Google meetの場合は、カウンセラーが用意したミーティングルームに入室してビデオ通話が始まります。クライエントは、メールで送られてきたURLをクリックするだけで簡単に入室できます。

クライエント側は本当に簡単なんです

ビデオ通話は慣れないと難しい印象を持ってしまいますよね。

「LINE」や「FaceTime」「Skype」はいつもの通話とほとんど同じ手順でビデオ通話が利用できます。

一方、「zoom」や「Google Meet」はビデオ通話のお部屋を作るのに少し手間がかかります。しかし、オンラインカウンセリングでは、そういった手間のかかる作業はカウンセラー側が行いますので、クライエントは送られてきたメールのURLをクリックするだけで良いです。

身近にたくさんあるインターネットに繋ぐ方法

代表的な3つの方法はスマートフォン（テザリング）・Wi-Fi・モバイルルーター

ビデオ通話をするためには、アプリを設定するだけでなく、インターネット環境を整える必要があります。

この記事を読んでいる時点であなたはインターネットを使用できているわけですが、例えばスマートフォンで、インターネット通信量を制限しながら使っている場合など、もしかしたら、オンラインカウンセリングの前にインターネットの環境を見直す必要があるかもしれません。

具体的なインターネットの契約内容や料金については別の記事でまとめています。この記事では、インターネット環境を整える代表的な4つの方法を紹介します。

>>インターネットの契約内容や料金についてはこちらをご覧ください。

スマートフォン（テザリング）

私たちの一番身近なインターネットにアクセスできる端末はスマートフォンです。スマートフォンは、docomoやau、SoftBankといった携帯会社と契約して、単体でインターネットにアクセスすることができます。

実は、スマートフォンの「テザリング」という機能を使うことで、パソコンやタブレットをインターネットに繋げることができるようになります。

次の画像のように、パソコンやタブレットがスマートフォンを経由してインターネットにアクセスするイメージです。

難しく感じるかもしれませんが、方法はとても簡単で、iphonの場合は次のような手順で接続できます。

Wi-Fi

Wi-Fiは、自宅で回線を契約してインターネットに接続する方法です。ドコモ光・au光・SoftBank光などさまざまな種類があります。

次の画像のような機械が家にある人も多いのではないでしょうか。これは、ルーターというWi-Fiの電波を飛ばす機械です。

アパートやマンションにお住まいの方は、共有のWi-Fiがあるかもしれません。その場合は、ルーターは共有スペースに置いてあることが多いです。

パソコン・タブレット・スマートフォン、各端末にパスワードを入力してインターネットに接続します。

Wi-Fiは一番回線が安定しているので、インターネットのトラブルが生じづらいというメリットがあります。

モバイルルーター

モバイルルーターとは、自宅だけじゃなく、外出先でもパソコンやタブレットをインターネットに接続できる機械のことです。次の画像のような機械で、各携帯会社と月額で契約することになります。

docomoやau、SoftBankなど大手と契約することもできますし、格安プランを提供している会社と契約することもできます。

一番安定しているのはWi-Fiです

さまざまな方法を紹介してきましたが、一番おすすめしたいのは、Wi-Fiでパソコンに繋ぐ方法です。

オンラインカウンセリングのビデオ通話ではインターネット回線を使用するので、電波が不安定なときは、動きがカクカクしたり、音声が途切れることもあります。

スマートフォンやモバイルルーターは、Wi-Fiに比べて電波が不安定になりやすいことに加えて、１ヶ月の通信量の上限に達すると、インターネットに繋げることができなくなってしまいます。

>>インターネット通信料については、こちらの記事で詳しく解説しています！

オンラインカウンセリングを利用したい方へ

当記事を公開しているカウンセリングオフィスは、臨床心理士・公認心理師によるオンラインカウンセリングを行っています。詳細はこちらからご覧ください。